盛夏の候、会員の皆様におかれましては、コロナ禍の影響により、勤務や健康面で大変ご苦労されていることと、拝察いたします。改めて皆様のご心労に対しお見舞いを申し上げますとともに、生徒の育成に献身的に取り組まれていることに、敬意を表します。
本来であれば、幹事会を経て、7月に開催される予定であった総会にて正式に選任されるところでございましたが、コロナ禍の影響により会の開催が困難であると判断され、昨年度に引き続き中止しとなったことから、書面による決議にて今年度より本会会長を拝命することとなりました染村(平成元年電子工学科卒業)と申します。
歴代会長をはじめ、諸先輩方に会員相互の絆を育てていただいたことに衷心より感謝申し上ますとともに、会長の大任を果たせますよう精一杯努めてまいります。
さて、本会の会員数も現在289人となり、コロナ禍の困難な状況の中にあっても、各地の教育界においてそれぞれの分野で大いに活躍しておられることと存じます。
また、会員同士の交流の中で伝統が継承され、近年では、崇城大学現役学生による教職サークルの研修等におけるサポートなど、教職を志す学生の育成にも関わる機会を得ることもできておりましたが、コロナ禍の現状を鑑みたときに各支部会や学生との交流行事も開催が困難な状況にあります。
本会としましては、同窓の教職の皆様の情報交換をはじめ連携を図るとともに、教職を志す学生諸君にとっては、心強い先輩として種々の取組をとおし、その役割を果たすため検討を進めて参りたいと存じます。皆様におかれましても、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
一日も早く平穏な生活に戻り、皆様にお会いできる日を願っております。
崇学会
会長 染村 俊浩